2014年5月29日木曜日

Red Hat JBoss BRMS 6 - Openshift向けに完全自動化されたオンラインワークショップ

原文: Red Hat JBoss BRMS 6 - Online Workshop Setup Fully Automated for Openshift by Eric D. Schabell

このブログを以前からフォローされている読者の方は、この11週間連載しているJBoss Business Rules Management Suite(BRMS) version 6 workshopをご存知のはずです。

このワークショップでは、1 から step-by-stepで cool storeリテールのウェブショッププロジェクトを開発します。

開発を進めていく中で、guided rules、DSL decision talbe、technical rules、ruleflowの使い方を学びます。

あなた自身で Cool Storeをビルドします!
現在、ワークショップは JBoss BPM Suite 6を使ったパートに進んでいます。無料オンライン JBoss BRMS 6 ワークショップ を一箇所にまとめた方が良いと考え用意しました。

また、簡単なワンライナーを用意し、あなたの OpenShiftユーザーアカウント(無料でインスタンスを稼働できます)へインストールできるようにしました。

クラウド上にスライドやラボワークが用意されていたら、どれだけ学習が楽になると思いますか?

readme のインストラクションに従ってください。もっと簡単な手順が必要ですか? たった1つのインストラクションに従うだけで、あなたの OpenShift Cloud に環境がセットアップされます:


もう言い訳はできないはずです。あなたのルールを作成し、あなた自身の Cool Store を構築する時がきました!

原文: Red Hat JBoss BRMS 6 - Online Workshop Setup Fully Automated for Openshift by Eric D. Schabell

2014年5月27日火曜日

Red Hat JBoss BPM Suite - ユーザーロール アクセスを理解する

原文: Red Hat JBoss BPM Suite - Understanding User Role Access by Eric D. Schabell

JBoss BPM Suite や JBoss BRMS をご利用される際、いくつかのロールをユーザーにアサインすることができます。

割り振られたロールにより、ユーザーが利用できるワークベンチの機能が決まります。

例えば、ビジネスアナリストにビジネスルールプロジェクトの根幹をなす部分(例えばアセット)を削除するような管理業務を実施されたくはないはずです。

あなたが債券を販売するファイナンシャルプロジェクトを設計していると仮定します。エンドユーザーがルールを修正し、知り合いが貯蓄債券の購入により 80%の利子を得る状況を想像できますか?

ご心配なさらないでください。簡単に利用できる事前に定義されたアクセスロールが製品には用意されています。

Admin ロール
このロールをアサインされたユーザーは、製品の持つすべての機能にアクセスできます。

Developer ロール
このロールにより、プロジェクトや組織のセットアップといった管理業務以外の機能にすべてアクセスできます。

Analyst ロール
Developer ロールと同じアクセス権を持ちますが、アセットリポジトリやデプロイメントにアクセスすることができません。

User ロール
あなたのシステムを利用するエンドユーザー向けにデザインされたロールです。ビジネスプロセスや生成されたタスクを管理したり、提供されたレポートダッシュボードを閲覧することのみ可能です。

Manager ロール
もっとも制限されたロールです。レポートダッシュボードにより提供された ビジネスアクティビティ モニタリング データのみ閲覧できます。

ユーザータスクを割り当てる際に利用するロールを別途作成することができます。それらのロールは前述したロールと組み合わせて使われるべきです。前述したロールを置き換えるような権限を持たすべきではありません。

今回の概要紹介により、JBoss BPM Suite で上記ロールを使いログインする際、具体的にどのようなアクセスが許可されるか理解していただければ幸いです。

原文: Red Hat JBoss BPM Suite - Understanding User Role Access by Eric D. Schabell

2014年5月26日月曜日

bpmPaas 一般的なローンのデモ - Red Hat デジタルサイネージ

原文: bpmPaas Generic Loan Demo - Red Hat Office Digital Sign by Eric D. Schabell

これから先数ヶ月、あなたがお近くのRed Hatオフィスへおこしになる際にはぜひイベントや製品紹介を表示しているデジタルサイネージ(液晶ディスプレイ)にご注目ください。

しばらくお待ちいただけば、この画面が表示されるはずです。 画像の中にあるQRコードをスキャンすると、一般的なローンのデモをベースとした bpmPaaSプロジェクトをOpenShift上のあなただけの環境で始めることができます。

JBoss BRMS & BPM Suiteをベースとしたこのような試みは他にもあります。会議がスタートするまでの間、コーヒーやお茶を楽しみながら紹介サイトをご覧ください。

原文: bpmPaas Generic Loan Demo - Red Hat Office Digital Sign by Eric D. Schabell

2014年5月22日木曜日

Red Hat JBoss BRMS - BRMS 5 と BRMS 6 の違いをより詳しく見てみる

原文: Red Hat JBoss BRMS - taking a closer look at BRMS 5 vs BRMS 6 by Eric D. Schabell

今年、JBoss Business Rule Management System(BRMS) は 5系 から 6へバージョンアップする際、たくさんの変更がおこなわれました。

2つの製品の違いを特集すれば面白いと考え、早速 JBpss BRMS 5 が提供する Guvnorと、JBoss BRMS 6が提供する Business Central dashboardを比較してみました。

今回の特集では主要なコンポーネントのみを比較しています。もしあなたが確認したい機能が説明されていない場合、コメント覧にリクエストを記載してください。

各種機能及びコンポーネントは boldで記述されています。boldで表記されたタイトルに続く段落で、JBoss BRMS 5と JBoss BRMS 6との比較を記述します。

リポジトリーのメカニズム
JBoss BRMS 5では、JCRデータソースが利用されています。

JBoss BRMS6では、GITベースのリポジトリーが利用されています。GITはエンタープライズ開発のメインストリームで、プロジェクト管理に利用されています。新しいリポジトリーの詳細については、製品ドキュメント(Installation Guide, Chapter 3)をご覧ください。

パッケージのインポートとグローバルエリア
JBoss BRMS 5の Guvnorは、プロジェクトをzip形式でエクスポートする仕組みがありました。エクスポートされたアーカイブは、別マシンへインポートすることができます。

別方法は、JBoss Developer Studio(JBDS)の toolingプラグインにより Guvnorとコネクションを貼ります。これによりJCRデータソースとアセットのやり取りが可能になります。

JBoss BRMS 6では、プロジェクトアセットをクローン(GIT)するコンセプトが使われます。Busines Centralコンポーネントの Administrationパースペクティブでクローンすることができます。JBDSを5系同様に使うことができますが、GITリポジトリーを使います。

グローバルは、ルールエンジンから参照可能なオブジェクトです。ファクトと根本的に異なる点があります:グローバルエリアのオブジェクトが変更されることにより、ルールの再評価はおこなわれません。6系でも継続して提供される機能です。詳細は製品ドキュメント(Development Guide、Chapter 5)をご確認ください。

パッケージやファクトの依存性を管理(Dependency management)
JBoss BRMS 5は、ルールプロジェクトが実行されるコンテナ(一般的には JBoss EAP server)にクラスパスを通すことでパッケージやファクトの依存性を解決しました。ファクトに関していえば model jarを Guvnorへアップロードし、パッケージに組込むことができます。

JBpss BRMS 6は、デプロイメントと依存性の管理に Mavenを利用します。これにより、企業は既存のプロジェクトの依存関係を管理するストラテジーを活用することができます。Business Centralプロジェクトは、依存関係を管理する POMファイルを保有します。データモデル(ファクト)の依存関係も、この 仕組みで管理することができます。

パッケージのビルドとデプロイ
JBoss BRMS 6 は深く mavenのビルド メカニズムと結びついています。Project Authoring画面で「Build & Deploy」ボタンをクリックすると、maven artifactが生成されます。(knowledge archive や KJARと呼ばれる JARアーカイブファイルが生成されます) 生成されたアーティファクトは、デフォルトで ローカル maven リポジトリーにデプロイされます。このローカル maven リポジトリーにアクセスできるプロジェクトは、すべてこのアーティファクトを利用することができます。

プロセスインスタンスの管理
JBoss BRMS 5では、ルールやイベントと同様、プロセスを管理することができました。JBoss BRMS 6は異なります。ルールとイベントのみ管理できます。JBoss BPM Suiteでは、ルールやイベントの他、プロセスを管理することができます。

この機能は JBoss BPM Suiteにのみ提供され、JBoss BRMS 6 には提供されていません。

Task リスト
JBoss BRMS 5では、ルールやイベントと同様、プロセスを管理することができました。JBoss BRMS 6は異なります。ルールとイベントのみ管理できます。JBoss BPM Suiteでは、ルールやイベントの他、プロセスを管理することができます。

この機能は JBoss BPM Suiteにのみ提供され、JBoss BRMS 6 には提供されていません。

service handlerの登録
domain specific nodeを取扱う場合、service handler(BPMN2 では task nodeと呼ばれています) のデザインや登録が必要になります。JBoss BRMS 5では、ルールやイベントと同様、プロセスを管理することができました。JBoss BRMS 6は異なります。ルールとイベントのみ管理できます。JBoss BPM Suiteでは、ルールやイベントの他、プロセスを管理することができます。あなた自身の domain specific task を作成し BPMエンジンに登録されたい場合、JBoss BPM Suiteを使用する必要があります。

Rule Taskだけです...
JBoss BRMS 6には process designerが含まれますが、rule taskを使った rule flowのみ開発できます。

user task formの追加
JBoss BRMS 5では、ルールやイベントと同様、プロセスを管理することができました。JBoss BRMS 6では異なります。ルールとイベントのみ管理できます。JBoss BPM Suiteでは、ルールやイベントの他、プロセスを管理することができます。

この機能は JBoss BPM Suiteにのみ提供され、JBoss BRMS 6には提供されていません。

RESTインターフェース
もしあなたが BRMS 5で提供された REST APIを使われている場合、JBoss BRMS RESTインターフェースに大幅な進展がありましたのでご注意ください。詳細については JBoss BRMS 6の製品ドキュメント(User Guide、Chapter 9)をご覧ください。

モニタリングと BAM
JBoss BRMS 5では、ルールやイベントと同様、プロセスモニタリング及び BAM機能を提供していました。JBoss BRMS 6では異なります。ルールとイベントのみ管理できます。JBoss BPM Suiteでは、ルールやイベントの他、プロセスを管理することができます。

この機能は JBoss BPM Suiteにのみ提供され、JBoss BRMS 6には提供されていません。

永続化の管理(Persistence management)
JBoss BRMS 5 から BRMS 6への進展により永続化の管理も多少変わりましたが、JPAやJTAといった同じコンセプトを引き継いでいます。新しい Knowledge is Everything(KIE) APIの設定や利用方法に関する詳細は、製品ドキュメント(Developer Guide、Chapter 5)をご覧ください。

ルールとのインテグレーション - knowledge agent - JBDSとのインテグレーション
JBoss BRMS 5では、ルールとのインテグレーションは Knowledge Base(KB)と Knowledge Session(KS)により促進されました。JBoss BRMS 6では、KIE Baseと KIE Sessionに移行されました。非推奨(deprecated)の KB/KSを利用されたい開発者の為に JBoss BRMS 5との互換性も用意されています。プロジェクトの依存関係に、製品に同梱されている knowledge-api を追加してください。KB/KSは将来なくなりますので、新しい KIE APIへの移行を計画する必要があります。

knowledge agentは、KIE Scannerに置き換わりました。KIE Scannerの使用例に関しては、 Cool Storeデモをご覧ください。 Webアプリケーションの内部で KIE Scannerを使い、maven repository の latest build をスキャンしています。これにより、プロジェクトの最新リリースを監視することができます。github プロジェクトから、KIE Scannerの設定方法のサンプルをご確認いただけます。

JBDSとのインテグレーションはすでにご説明しましたが、継続して提供されます。主な違いは製品のバックエンドに何が使われているかです。JBoss BRMS 5では JCRが使われ、JBoss BRMS 6では GITが使われます。

editor/modeler へのアクセス
JBoss BRMS 5は ルール/イベント/プロセス機能を提供していた為、たくさんの editorやmodelerが提供されていました。すでにご説明しましたが、JBoss BPM Suiteにのみ BPM機能が含まれる為、JBoss BRMS 6へすべての editor/modelerをマッピングすることはできません。

JBoss BRMS 6では、継続して下記 editor/modeler をsingle dashboardで提供します:

  • Administration perspective
    • organizational units editor
    • repository editor
    • asset explorer
  • Project Authoring perspective
    • rule flow process modeler
    • decision table modeler
    • DRL editor
    • data modeler
    • guided rule wizards
    • test designers
    • categories editor
    • artifact repository

カテゴリー(Categories)
JBoss BRMS 6でもカテゴリーは継続して利用可能です。また、独自の dashboard editorを提供します。
Categories editor

バージョン
アセットのバージョニング
ルールアセットのバージョンに注目してください。様々な editor/modelerの下部に、旧バージョンのアセットを選択することができる Metadataタブがあることに気付くはずです。








原文: Red Hat JBoss BRMS - taking a closer look at BRMS 5 vs BRMS 6 by Eric D. Schabell

2014年5月15日木曜日

Red Hat BPM Suite - オンラインワークショップでRewardsデモを作る(Lab12 Rewardsプロジェクトを作る)

原文: Red Hat JBoss BPM Suite - Online Workshop Building a Rewards Demo (Lab 12 Creating Rewards Project) by Eric D. Schabell

JBoss Business Rules Management System(BRMS)とBusiness Process management(BPM)Suite のオンラインワークショップシリーズです。早速、今週分のラボをご案内します。

このワークショップを通し、これら2つの商品があなたのビジネスにもたらす可能性についてご紹介します。

毎週、1週間分のワークショップを push する予定です。ワークショップでは、Human Taskを含むビジネスプロセスを活用した社員賞与の承認アプリケーションを構築します。

すでにRewards デモとして完成されたプロジェクトをご利用していただけますが、スクラッチからアプリケーションを実装していただくことでお楽しみいただけるはずと考えました。

ワークショップの後半でも同様の演習が続きますが、今度は JBoss BPM Suite をご利用いただきます。ビジネスプロセス、ルール連携、ヒューマンタスクを活用したアプリケーションになります。その他、あなただけの入力フォームをデザインしていただいたり、色々とお楽しみいただける内容を盛り込んでいます。

新規プロジェクトを作成
先週は JBoss BPM Suite をインストールしました。

今週は、rewardsプロジェクトを作成します。

翌週以降も演習を通して BPMプロジェクトの完成を目指していただき、1段階上の開発レベルへあなたをお連れします。

ワークショップで利用されるすべてのマテリアルは OpenShift を利用し、オンラインにホストされます。あなが必要なものはインターネットに接続できるブラウザーです。

参加者は Java開発者である必要はありません。今回のワークショップは、ビジネスアナリストにも参加していただくことを想定し、製品に同梱されるウェブダッシュボードの使用がメインとなります。唯一技術的な作業は製品の初期インストールでしょうが、詳細に作業手順を解説しておりますのでご安心ください。また、作業自体は3ステップのみで構成されており、数分で完了する内容です。

では、さっそく始めましょう。

社員賞与プロジェクトを作成する:



過去のラボを実施されていない方は、過去の資料をご確認いただけるのでキャッチアップできます:
  1. イントロダクションJBoss BRMSのインストール
  2. 新規プロジェクトを作成
  3. ドメインモデルの作成
  4. Domain Specific Language(DSL)の作成
  5. Guided Rulesの作成
  6. テクニカルルールを作る
  7. Guided Decision Tablesを作る
  8. ルールフロープロセスを作る
  9. テストシナリオを作る
  10. Cool Storeを動かす
  11. JBoss BPM Suiteをインストール
来週以降のワークショップシリーズにご注目ください。次回の記事では BPMプロジェクトの完成に迫ります。

メモ: 何らかの理由でオンラインのマテリアルにアクセスできない場合、ご遠慮なさらずに、お知らせください。

原文: Red Hat JBoss BPM Suite - Online Workshop Building a Rewards Demo (Lab 12 Creating Rewards Project) by Eric D. Schabell

2014年5月12日月曜日

Red Hat JBoss BRMS & JBoss BPM Suite - mavenコマンドで kjarをビルドする

原文: Red Hat JBoss BRMS & JBoss BPM Suite - building the kjar from maven command line by Eric D. Schabell

JBoss BRM/BPM Suite 6がリリースされてすでに数ヶ月が過ぎました。ダッシュボードが統合されたインターフェースによりビジネスユーザーやアナリストは、ルール/イベント/ビジネスプロセス の デザイン/管理/テスト/実行といった作業をとても快適に実施できます。

開発者向けには、JBoss Developer Studio(Eclipse に JBoss tooling を組み込んだもの)との連携が提供されています。ビルド&デプロイ されたプロジェクトは business central が内部で利用する maven リポジトリに配備され、開発環境の dependency に追加することができます。

もし組織やチームが  business central が内部で管理する maven repository を使わず、ルール/イベント/プロセスを開発するツールとしてのみ BRMS/BPM Suite を利用したい場合どうすれば良いでしょう?

プロジェクトのアーティファクトを kjar としてビルドし、既存の mavenリポジトリへ配備するにはどうすれば良いでしょう?

jenkins のような既存のCIツールを使い、mavenアーティファクトを作成/配備した場合どうすれば良いでしょう?

Thomas Qvarnstrom はすでにgithubでこの設定方法を説明しています

business-central から maven リポジトリをクローンした後にプロジェクトをビルドしようとすると、org.jbpm:jbpm-bpmn2 への dependencyが不足していることに気付くでしょう。これは、business-central上でプロジェクトをビルドした際、自動的に付与される dependencyです。プロジェクトの pom.xml を修正し、下記内容を追加する必要があります:

  
    org.kie
    kie-maven-plugin
    6.0.2-redhat-6
    true
    
       
         org.jbpm
         jbpm-bpmn2
         6.0.2-redhat-6
       
    
  

その他、前回の TIPS&Tricks の記事でご紹介した JBoss Mavenリポジトリの設定がされていることをご確認ください。

今回の記事で紹介した作業を実施していただくことで、パッケージングタイプが  kjar であっても mvn clean packageを問題なく実行できるはずです。

お楽しみください!

原文: Red Hat JBoss BRMS & JBoss BPM Suite - building the kjar from maven command line by Eric D. Schabell

2014年5月9日金曜日

DockerとRed Hat JBoss Data Virtualization

原文: Docker and Red Hat JBoss Data Virtualization by Kenneth Peeples


ファイナンシャルデモプロジェクトを使い、来週から Data Virtualization のワークショップブログシリーズを始めます。ワークショップのセットアップとイントロダクションでは、Data Virtualization、mySQL、Postgres を使います。個別のプラットフォームに対して個々のインストール/設定を紹介するのではなく、すべてのプロダクト(DV、MySQL、Postgres、JDK)をすぐに使える dockerイメージを使うことにしました。

今日は、パブリックリポジトリーからイメージを取得するかローカルでビルドする方法を簡単な例を使いご紹介します。その後、イメージに含まれる、Data Virtualization と連携するいくつかの例をご紹介します。Dockerに関する作業について、オランダの Cojan van Ballegooijen に感謝します。

  1. 概要
  2. イメージをビルド
  3. イメージをダウンロード
  4. 製品との連携

概要
Docker -
Dockerは、アプリケーションから簡単に軽量・ポータブル・自己完結的なコンテナを作成できるオープンソースプロジェクトです。開発者がノートパソコンでビルドしテストしたコンテナを仮想マシン上、ベアメタル上、OpenStackクラスター上、パブリッククラウド上などの本番環境で実行することができます。

Data Virtualization -
JBoss Data Virtualization は、データのプロビジョニング・フェデレーション・インテグレーション・管理ソリューションです。組織は実用的で統合された情報を得ることができます。Red Hat JBoss Data Virtualization はアジャイルなデータ活用を、3つの簡単なステップで実現します:

  • 接続(Connect): 様々な種類の複数データソースからデータにアクセス
  • 作る(Compose): 再利用可能でビジネスフレンドリーな論理的データモデルとビューを、データの結合や変換により簡単に作成
  • 使う(Consume): オープンな標準インターフェースを使い、統合されたデータを簡単に利用

Dockerに関する情報 : https://www.docker.io/learn_more/
Data Virtualizationに関する情報: http://www.jboss.org/products/datavirt.html

イメージをビルド

Step 1: DVワークショップリポジトリーをクローンする。dv-dockerが、今回利用するメインフォルダーです。
https://github.com/DataVirtualizationByExample/DVWorkshop.git

Step 2: プラットフォームに合わせてDockerをローカルマシンか仮想マシンへインストール。詳細は docker.ioサイトをご確認ください。私の場合、Fedora(VirtualBoxによる仮想マシン)へDockerをインストールしました。

Step 3: jboss.org/products から、Data Virtualization をダウンロード

Step 4: jboss-dv-installer-6.0.0.GA-redhat-4.jar を dv-docker/software フォルダーへ設置

Step 5:  Docker が実行されていない場合は root で開始

# systemctrl start docker

Step 6: 通常のログインユーザー(私の場合は kpeeples)で dockerのパーミッションを確認

docker info

もしこのような出力であれば

2014/05/09 15:06:51 dial unix /var/run/docker.sock: permission denied

下記コマンドでパーミッションを修正

$ sudo chmod a+rw /var/run/docker.sock

Step 7: build.sh を実行。これは、docker build -t jbossdv600 を内部で実行する。NOTE: RHEL 6 で mysqld start の実行時にエラーが出力された場合、dockerのビルド時に --no-cache オプションを付ける。詳細はこちら: http://docs.docker.io/reference/commandline/cli/#build

./build.sh

Step 8: 私がビルドした際に出力されたログは、こちらのテキストファイルでご確認ください - https://drive.google.com/folderview?id=0B5kKwcd4kOq9VUNycWtkQVZJS1U&usp=sharing

Step 9: イメージリストを確認

$ docker images

Step 10: コンテナリストを確認

$ docker ps

Step 11: インタラクティブモードでイメージに接続

$docker run -P -i -t jbossdv600 /bin/bash

Step 12: サービス(DV、MySQL、Postgres、MongoDB)を開始

#/home/jboss/run.sh &

イメージをダウンロード

Note: ダウンロードイメージはテスト中です。何か問題があればお知らせください
Note: イメージをビルドする変わりにダウンロードする方の作業です

Step 1: docker.io にアカウントを作成

Step 2: docker にログイン

$ sudo docker login

Step 3: リポジトリーを Pull

docker pull kpeeples/jbossdv600

Step 4: イメージリストを確認

$ docker images

Step 5: コンテナリストを確認

$ docker ps

Step 6: インタラクティブモードでイメージに接続

$ docker run -P -i -t jbossdv600 /bin/bash

Step 7: サービス(DV、MySQL、Postgres、MongoDB)を開始

# /home/jboss/run.sh &

Data Virtualization の実行を確認

Step 1: コンテナID を取得

docker ps

Step 2: MY_CID をコンテナIDに置き換え、IPアドレスを確認

docker inspect --format '{{ .NetworkSettings.IPAddress }}' MY_CID

Step 3: MY_IP をStep2で確認した IPに置き換え、ブラウザから Data Virtualization にアクセス

http://MY_IP:8080/

Step 4: My_IP を Step2で確認した IPに置き換え、ブラウザから Data Virtualization Dashboard にアクセス。ユーザー:user パスワード:user

http://MY_IP:8080/dashboard/

ワークショップシリーズでは、内部・外部からデータベースにアクセスします。

原文: Docker and Red Hat JBoss Data Virtualization by Kenneth Peeples

2014年5月8日木曜日

Red Hat OpenShift bpmPaaS - 「一般的なローンのデモ」はクラウド上で利用可能です

原文: Red Hat OpenShift bpmPaaS - Generic Loan Demo now available in the Cloud by Eric D. Schabell

クラウド上のBPMを使う準備はできていますか?

完全にクラウド対応した JBoss BPM Suiteは、OpenShift上でbpmPaaSカートリッジとしてご利用いただけます。

bpmPaaSカートリッジの開発が進む間、何もしていなかったわけではありません。カートリッジの自動インストール機能を追加したデモプロジェクトを用意しました。

まず、OpenShift Originにアカウントを作成してください。その後、無料で Bronzeレベルにアップグレードできます。

一般的なローンプロセス
アップグレードすることで、MEDIUMサイズのギアが利用可能になります。bpmPaaSインスタンスを作成するにはこのギアが必要になります。

アカウントのアップグレード後、Web管理コンソールを通して新規アプリケーションを作成できます。ページの下には、Code Anythingとラベルされたテキストボックスがあります。

カートリッジURIをペーストしてください。簡単ですよね!
このテキストボックスに、下記プロジェクト内で提供しているカートリッジの定義をペーストします。各プロジェクトに含まれる readmeファイルに記載された手順に沿って作業をしていただけば、数分でbpmPaaSベースの JBoss BPM Suite をご利用いただけます。
ご利用いただけるプロジェクトの一覧です:
OpenShift上に bpmPaaSインスタンスを作成する方法と「一般的なローンのデモ」を実行する為のクイックツアーを動画で公開しています。6分程度の内容です:


原文: Red Hat OpenShift bpmPaaS - Generic Loan Demo now available in the Cloud by Eric D. Schabell

2014年5月7日水曜日

Red Hat JBoss BRMS -オンラインワークショップでCool Storeを作る(Lab11 BPM Suiteをインストール)

原文: Red Hat JBoss BPM Suite - Online Workshop Building The Cool Store (Lab 11 Installing BPM Suite) by Eric D. Schabell

JBoss Business Rules Management System(BRMS)とBusiness Process management(BPM)Suite のオンラインワークショップシリーズです。早速、今週分のラボをご案内します。

このワークショップを通し、これら2つの商品があなたのビジネスにもたらす可能性についてご紹介します。このワークショップを通し、これら2つの商品があなたのビジネスにもたらす可能性についてご紹介します。

毎週、1週間分のワークショップを push する予定です。ワークショップでは、ルール、イベント、ルールフローを活用したオンラインリテーラーによるウェブショッピングサイトを構築します。

すでにCool Storeデモとして完成されたプロジェクトをご利用していただけますが、スクラッチからアプリケーションを実装していただくことでお楽しみいただけるはずと考えました。

ワークショップの後半でも同様の演習が続きますが、今度は JBoss BPM Suite をご利用いただきます。ビジネスプロセス、ルール連携、ヒューマンタスクを活用したアプリケーションになります。その他、あなただけの入力フォームをデザインしていただいたり、色々とお楽しみいただける内容を盛り込んでいます。

JBoss BPM Suite をインストール
先週は、ワークショップの JBoss BRMSに関連する内容が終了しました。作成した Cool Storeを実行する方法を学びました。

今週は、次の段階に進みます。今度は JBoss BPM Suiteのデモプロジェクトを作成しますが、まずは JBoss BPM Suite をインストールします。

翌週以降も演習を通して BPMプロジェクトの完成を目指していただき、1段階上の開発レベルへあなたをお連れします。

ワークショップで利用されるすべてのマテリアルは OpenShift を利用し、オンラインにホストされます。あなが必要なものはインターネットに接続できるブラウザーです。

参加者は Java開発者である必要はありません。今回のワークショップは、ビジネスアナリストにも参加していただくことを想定し、製品に同梱されるウェブダッシュボードの使用がメインとなります。唯一技術的な作業は製品の初期インストールでしょうが、詳細に作業手順を解説しておりますのでご安心ください。また、作業自体は3ステップのみで構成されており、数分で完了する内容です。

では、さっそく始めましょう。

JBoss BPM Suiteをインストールする:



過去のラボを実施されていない方は、過去の資料をご確認いただけるのでキャッチアップできます:
  1. イントロダクションJBoss BRMSのインストール
  2. 新規プロジェクトを作成
  3. ドメインモデルの作成
  4. Domain Specific Language(DSL)の作成
  5. Guided Rulesの作成
  6. テクニカルルールを作る
  7. Guided Decision Tablesを作る
  8. ルールフロープロセスを作る
  9. テストシナリオを作る
  10. Cool Storeを動かす
来週以降のワークショップシリーズにご注目ください。次回の記事では BPMプロジェクトの完成に迫ります。

メモ: 何らかの理由でオンラインのマテリアルにアクセスできない場合、ご遠慮なさらずに、お知らせください。

原文: Red Hat JBoss BPM Suite - Online Workshop Building The Cool Store (Lab 11 Installing BPM Suite) by Eric D. Schabell

2014年5月5日月曜日

Red Hat JBoss BPM Suite - シグナルイベントを使った一般的なローンのデモ

原文: Red Hat JBoss BPM Suite - Generic Loan Demo with Signal Event by Eric D. Schabell

Red Hat JBoss BPM Suite 一般的なローンのデモ

以前、一般的なローンのデモをご紹介しましたが、ビジネスプロセスの初期デザインに小さな問題がありました。

初期デザインは、ユーザータスクの承認が完了しタスクを終了する際、別プロセス「chunk」(他に最適な言葉がなかった為)にシグナルを送信します。この別プロセスは、データベースへの記録処理を可視化します。

このDB監査処理は、BPMN2の仕様に準拠していないシグナルイベントで開始していました。シグナルイベントノードには入力遷移が必要でした。本来は、別トークンからシグナルイベントノードに遷移し、外部からのシグナルを待ち、シグナル受信後に次のノードへ遷移するべきです。

シグナルイベントを使い実行中
今週、プロセスのデザインを見直しドキュメントを更新しました。そこであなに成果をお伝えします。

今度のプロセスは parallel gateway を持ち、外部からのトリガーを待つシグナルイベントノードへ分岐します。もう一つの分岐先はユーザータスクの承認処理へ遷移します。承認されユーザータスクが終了する際、シグナルを送るよう定義してあります。

このシグナルは CC Event(Customer Contact Eventの略)としてキャッチされ、顧客情報をマーケティングデータベースへ登録します。企業はこの登録情報を利用し、将来ターゲットを絞ったマーケティングを行うことができます。

承認が終了し、シグナルイベントがトリガーされる
この一般的なローンデモの新バージョンはここでタグ付けされています:


Github にホストされた一般的なローンのデモを使う為、より詳細な作業手順をご案内します。

プロジェクトを取得する

# 以下のようにプロジェクトをクローンしてください
#
$ git clone https://github.com/eschabell/bpms-generic-loan-demo.git

このプロジェクトはベータリリースをベースにしている為、最終版のドキュメントは用意されていません。その為、今回の記事で順に説明します。将来は、クイックスタートドキュメントが、先ほどクローンしていただいたプロジェクトに含まれます。プロジェクトのアーキテクチャーの概要を説明したスライドも含まれる予定です。

まず、クローンされたプロジェクトのディレクトリやファイルを見ていきましょう。

プロジェクトの構成

README.md - インストラクションと、動かす為に必要な詳細が記述されています
init.sh - 製品とデモの設定及びインストールを実施するスクリプトです
installs/ - デモの為に製品を設置するディレクトリです。このディレクトリにある、README ファイルをご確認ください。
projects/ - JBDS から import できる開発者用デモプロジェクトが設置されています
docs/ - デモのドキュメント
support/ - インストール作業に使われるファイルや設定等が設置されています

あなたのマシンにクローンすることができたら、カスタマーポータル から JBoss BPM Suite 6.0.1 と JBoss EAP 6.1.1 をダウンロードしてください。

製品のインストール

# installs ディレクトリーへ、ダウンロードしコピーしてください。
# 下記コマンドを実行し、実行可能なファイルにしてください:
#
$ chmod +x installs/jboss-bpms-6.0.1.GA-redhat-4-deployable-eap6.x.zip
$ chmod +x installs/jboss-eap-6.1.1.zip

さぁ、プロジェクトのルートディレクトリで、いよいよ init.sh(もしくは、init.bat)を実行することができます。

インストールスクリプトの実行結果

target ディレクトリが新しく作成され、JBoss EAP サーバーが格納されているはずです。 EAP には、JBoss BPM Suite と「一般的なローンのデモ」がインストールされています。デモプロジェクトは、以下の作業でスタートします

JBoss BPM Suite を起動する

# クローンされたプロジェクトのルートディレクトリから、以下のコマンドで起動します 
#
$ ./target/jboss-eap-6.1/bin/standalone.sh

JBoss BPM Suite ログイン

製品が起動したら ブラウザーを起動し、JBoss BPM Suite の Business Central にログインしてください。


「一般的なローンのデモ」で利用する Human Task用に、すでにいくつかロール(権限)が設定されています。

デモ用のユーザーとロール

  • {ユーザー名: erics, パスワード: bpmsuite} すべてのロールとアドミン権限を持ちます
  • {ユーザー名: alan, パスワード: bpmsuite} ローン・オフィサーのロールを持ちます
Project Authoringを選択
初めて試される方は、作業を簡略化する為に最初にリストされたユーザー(erics)でログインしてください。すべてのロールを持っているからです。以下のスクリーンショットは、すべて erics でログインしています。

ログインに成功すると、JBoss BPM Suite が持つたくさんのコンポーネントへのリンクが貼られた初期画面をご確認いただけるはずです。「一般的なローンのデモ」がプリロードされている為、Authoring -> Administration メニューを利用する必要はありません。このメニューは、新規リポジトリーやプロジェクトを作成したり、Gitリポジトリーから 既存のものを import するのに利用します。

Project Explorer
「一般的なローンのデモ」のビジネスプロセスを確認し、ビルド・デプロイする為、画面の左上から Authoring -> Project Authoring を選択してください。左側に Project Exploer のビューが表示され、プリロードされた「GenericLoanApplication」が右側に表示されるはずです。また、すべてのプロジェクトのアーティファクトがロードされているはずです。左側にある、Project Explorer からご確認ください。

様々なアセットを探索してみてください。私たちは読者の皆様へ演習としてこの課題を残しておきます。ぜひ、楽しんでください。ご認識していただきたい注意点がございます。あくまでもこの製品はベータ版であり、修正予定の不具合が存在します。プロジェクトの README.md をご確認いただくと、あなたが遭遇する可能性がある不具合に関する詳細をご確認いただけます。

Project Editor
では、プロジェクトをビルドし、デプロイします。そして、記念すべき最初のビジネスプロセス インスタンスを、このデモを通してスタートしましょう。その為に、Tools -> Project Editor を選択してください。画面右端に Build & Deploy ボタンがあるプロジェクトスクリーンが表示されます。

ボタンをクリックし処理が順調に終わると、Build successful と表示された緑色のバーがポップアップするはずです。

プロジェクトをビルド・デプロイします
画面の上部にある Process Management -> Process Definitions を選択してください、デプロイされたプロジェクトが確認できるはずです。 「GenericLoanApplication」というエントリーがあるはずです。そのエントリーの右側にある虫眼鏡をクリックすることで、ビジネスプロセスの詳細情報を確認できます。

画面上部にある New Instance ボタンをクリックすることで、新規プロセスインスタンスが生成され、「一般的なローンのデモ」へ提出する為の申請書(入力画面)がポップアップされます。

ビジネスプロセスの開始
下記データを、プロセスインスタンス用に入力してください。

申請書の提出

  • Name: erics
  • Age: 30
  • Income: 3000
  • Amount: 10010(1万円以下であれば自動承認されます。Human Taskは利用されません)
  • Period(月): 24
申請書の下部にある矢印ボタンをクリックして提出してください。その後、プロセスインスタンスの進捗状況をご確認いただくことができます。画面上部にある Tasks-> TasksList を選択し、処理待ちの HumanTask があれば実行してみてください。

モニター(BAM)

ビジネスプロセスをモニターするには、Process & Task Dashboard をご利用ください。特に、HumanTaskを claim したり complete した際にはご確認ください。

dashboard(BAM)を使ったモニタリング、1つ Human Taskが完了しています

これで、JBoss BPM Suite を始めるにあたってのクイックビューは終了です。

最後に注意点をお伝えします。このデモはすべてメモリー上で動作します。JBoss BPM Suite を再起動した場合、あなたが使用したプロセスデータ、インスタンスなどすべての情報を失います。また、再インストールを実施される場合は、最初に説明した手順を繰り返してください。

2014年5月2日金曜日

Red Hat JBoss BRMS 6 - Cool Storeデモ ダイナミック ルール アップデート

原文: Red Hat JBoss BRMS 6 - Demo Cool Store Dynamic Rule Updates by Eric D. Schabell

Cool Store Webショップ
最近、JBoss Business Rules Management System(BRMS) Cool Storeデモを最新の JBoss BRMS 6 に対応する為更新しました。

さらにこのデモは、毎週公開するオンラインWorkshopシリーズとして拡張しました。これにより、ゼロからこのデモプロジェクトを作成し完成させることができます。

今日投稿したワークショップラボでは、これまで実施したラボの成果をまとめ、Webアプリケーションを実行します。ラボのスライドには動画が含まれています。動画をご覧いただくことで、JBoss BRMS製品の中でもっとも強力な機能の1つであるダイナミック ルール アップデート(dynamic rule update)に関する紹介をご確認いただけます。

送料に関する decision table
動画ではまず、プロジェクトのインストールから実行まで紹介されています。そして、decision table に記載された送料に関するルールを、Webアプリケーションを再ビルドせずに動的に更新する方法が紹介されます。

このプロジェクトには、 JBoss テクノロジー エバンジェリストから提供されているデモと同じテンプレートが利用されている為、3ステップでセットアップを終わらせることができます。:

  1. プロジェクトをクローンする
  2. 製品をダウンロードする(JBoss EAP + BRMS)
  3. init スクリプトを実行する。自動化されたセットアップ処理が実行されます

これ以上手順は簡略化できません。ぜひお楽しみいただければと思います!

原文: Red Hat JBoss BRMS 6 - Demo Cool Store Dynamic Rule Updates by Eric D. Schabell

Red Hat JBoss BRMS -オンラインワークショップでCool Storeを作る(Lab10 Cool Storeを動かす)

原文: Red Hat JBoss BRMS - Online Workshop Building The Cool Store (Lab 10 Running the Cool Store) by Eric D. Schabell

JBoss Business Rules Management System(BRMS)とBusiness Process management(BPM)Suite のオンラインワークショップシリーズです。早速、今週分のラボをご案内します。

このワークショップを通し、これら2つの商品があなたのビジネスにもたらす可能性についてご紹介します。このワークショップを通し、これら2つの商品があなたのビジネスにもたらす可能性についてご紹介します。

毎週、1週間分のワークショップを push する予定です。ワークショップでは、ルール、イベント、ルールフローを活用したオンラインリテーラーによるウェブショッピングサイトを構築します。

すでにCool Store デモとして完成されたプロジェクトをご利用していただけますが、スクラッチからアプリケーションを実装していただくことでお楽しみいただけるはずと考えました。

ワークショップの後半でも同様の演習が続きますが、今度は JBoss BPM Suite をご利用いただきます。ビジネスプロセス、ルール連携、ヒューマンタスクを活用したアプリケーションになります。その他、あなただけの入力フォームをデザインしていただいたり、色々とお楽しみいただける内容を盛り込んでいます。

Cool Storeデモを動かす
先週は、テストシナリオを使い、ルールをテストしました。

今週はこれまでの成果をまとめます。以前のラボで作成された様々なルール、イベント、ルールフロープロセスが連動する Webアプリケーションになります。また、JBoss BRMSの製品をお客様に紹介する機会に備え、この Cool Storeデモを動かす方法を学びます。

翌週以降も演習を通して Cool Sotre の実装を経験していただき、1段階上の開発レベルへあなたをお連れします

ワークショップで利用されるすべてのマテリアルは OpenShift を利用し、オンラインにホストされます。あなが必要なものはインターネットに接続できるブラウザーです。

参加者は Java開発者である必要はありません。今回のワークショップは、ビジネスアナリストにも参加していただくことを想定し、製品に同梱されるウェブダッシュボードの使用がメインとなります。唯一技術的な作業は製品の初期インストールでしょうが、詳細に作業手順を解説しておりますのでご安心ください。また、作業自体は3ステップのみで構成されており、数分で完了する内容です。

では、さっそく始めましょう。

Cool Storeデモを動かす:



過去のラボを実施されていない方は、過去の資料をご確認いただけるのでキャッチアップできます:
  1. イントロダクションJBoss BRMSのインストール
  2. 新規プロジェクトを作成
  3. ドメインモデルの作成
  4. Domain Specific Language(DSL)の作成
  5. Guided Rulesの作成
  6. テクニカルルールを作る
  7. Guided Decision Tablesを作る
  8. ルールフロープロセスを作る
  9. テストシナリオを作る
来週以降のワークショップシリーズにご注目ください。次回の記事では Cool Store の完成に迫ります。

メモ: 何らかの理由でオンラインのマテリアルにアクセスできない場合、ご遠慮なさらずに、お知らせください。

原文: Red Hat JBoss BRMS - Online Workshop Building The Cool Store (Lab 10 Running the Cool Store) by Eric D. Schabell