旅行代理店による予約プロセス |
インターネットを検索していただくと、たくさんのソリューションや広告、そして旅行業界用BPMソリューションを組み込んだ製品を見つけることができます。
あなたが航空会社と話している時、手荷物のチェックインをしている時、旅行代理店のスタッフと予約について話している時、いずれも共通の複雑なビジネスプロセスを共有しています。その複雑なビジネスプロセスは、ルールやイベント、リソースプランニング、やプロセス処理といった概念を取り組む必要が多々あります。
合計金額を算出するサブプロセス(ルールを使用) |
今回の記事では、新しく用意された JBoss BPM Suite用デモプロジェクトをご案内します。このデモプロジェクトは、旅行代理店の予約システムを題材にしています。
このプロジェクトは、UK在住の同僚である Niraj Patel と Shepherd Chengeta と一緒に作成しました。私は数日間、彼らのオフィスで一緒に過す機会があり、このプロジェクトに関するいくつかの詳細について、彼らとブレインストームすることができました。隠蔽化(カプセル化)されてはいますが、プロジェクトからこの共同作業の成果を見つけることができます。
彼らは素晴らしい作業をされました!
旅行代理店のデモでは、まず顧客の予約情報を要求し、提供されしだい ホテルやフライト情報をリクエストする為、様々なバックエンドサービスが使われます。最終的にルールエンジンにより検査やレビューが行われた結果が、概要として提示されます。
プロジェクトには以下の内容が含まれます:
- forms modelerにより作成されたカスタム task form
- sub-processの使用例
- 2つの異なる service task
- ホテルの利用状況確認サービス
- フライトの利用状況確認サービス
- ルールエンジンとの連携
- DRLルール
- decision table
- ガイド付きルール(guided rule)
- 複数のテストシナリオ
承認用に用意された予約情報 |
クイックスタート
- ダウンロードし解凍
- インストールディレクトリに製品を配置
- 'init.sh'か 'init.bat'を実行
- /target/jboss-eap-6.1/bin ディレクトリにある 'standalone.sh'か 'standalone.bat'を実行し、JBoss BPMSサーバーを起動
- http://localhost:8080/business-central にログイン
- admin権限や他権限を持つユーザーでログイン (u::erics / p:bpmsuite1!)
最初に表示される旅行申請入力フォームにある旅行者数を調整することで、プロセスのシナリオ(パス)を制御できます。6を選んだシナリオはこれからご紹介します。その他 2を選んだ場合のシナリオ(パス)も用意されます。ぜひ自由にお試しください。
エディンバラ旅行をブッキング(シナリオの 1つ)
1. プロジェクトを ビルドしデプロイ2. フォームに下記情報を入力し、プロセスを開始:
Name(名前): [あなたの名前]
Email Adress(Emailアドレス): [emailアドレス]
Number of Travellers(旅行者数): 6
From Destination(移動元): ロンドン
To Destination(移動先): エディンバラ
Preferred Date of Departure(希望出発日): 2014-06-06
Preferred Data of Arrival(希望到着日): 2014-06-10
Other Details / Notes(その他 詳細/ノート): [テキストを記述]
3. webサービスを2つ実行後、ブッキングの価格をレビューする前に sub-processが 費用を算出し、価格のレビューが必要かどうかを判断します。レビューが不要であった場合、'Employee Booking(従業員によるブッキング)'という Taskに処理が進みます。
4. task用のフォームに情報を入力します。ブッキング用の提出されたデータや、サービスにより生成されたデータ、ルールエンジンにより算出された情報を確認できます。価格を見直す為に差し戻すことや、taskを承認し、プロセスを進めることができます。
5. 他のシナリオ(パス)を実行する為には、プロセス開始時に表示されるフォームの '旅行者数:'に 2と入力してください。
このプロジェクトをお楽しみいただければと願っています。また、プロジェクトの改善案などフィードバックを歓迎します。
原文: How To Excite the Travel Industry With a BPM Story by Eric D. Schabell
sub-processやルールタスクなど、BPMに携る方には必修内容です。注意点ですが、ビジネスプロセスのキックは、http://localhost:8080/external-client-ui-form-1.0 からですよー
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