JBoss BPM Suite に含まれる Business Activity Monitor(BAM) を使用することで、あなたの好きなようにデータソースから必要なレポートを作成することができます。
ここで問題です。機密性の高いレポートを、マネージャーにのみ公開するにはどうしたらよいでしょう?
BAMのレポートプロパティにあるパーミッションを修正することで実現できます。
dashboard のどのセクションにアクセスできるか、ユーザーに対して権限レベルを設定することができます。admin権限であれば、ページの作成、編集、クリーンアップ、パネルの変更を実行できます。
Figure 1 - BAM dashboard のサンプル:支出レポート |
JBoss BPM dashboard にログインしたとします。例えば、JBoss BRMS Generic Loan Demo プロジェクトをセットアップしたと仮定して、トップメニューから Dashboards -> Business Dashboards と選択できます。Figure 1 でご確認いただけるように、example Expense reports を Sample dashboards から選択してください。
パーミッションを確認する為、画面の上部にある Edit Page Properties tool アイコンを選択してください。
Workspaces -> Showcase -> Pages -> Sample dashboards -> Expense reports -> Page permissions を選択することで、このレポートに対するパーミッションをご確認いただけます。
Figure 2 - manager と admin に対してレポートへのアクセス権限を追加 |
全体に適応される(high level)デフォルトパーミッションの内容を確認する為、Workspaces -> Showcase -> Permissions を選択すると、ショーケース用のすべてのレポートに対するパーミッションが表示されます。Figure 3 でご確認いただけるように、権限のアクセスレベルは修正可能です。
Figure 3 - BAM レポートの全体に適応される(high level)パーミッション |
のレポートに付与するパーミッションについて2つご案内しました。1つは個々のレポートに付与するパーミッションで、もう1つは全体に適応される(high level)パーミッションです。パーミッションの修正方法についても触れました。
今回は小規模なサンプルにすぎません。必要であれば、パネル毎にパーミッションを設定するような細かいコントロールをすることも可能です。
原文: Red Hat JBoss BPM Suite - changing Business Activity Monitor (BAM) report permissions by Eric D. Schabell
BAM は BPM Suite だけではなく、JBoss Data Virtualization にも同梱されているコンポーネントです。実運用で必ず直面するトピックなので、ぜひご確認ください。
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