2014年1月25日土曜日

リリースラッシュに備えて - JBoss EAP 6 の基礎を抑えておきましょう

 近日中にリリース予定の新製品群は、JBoss Enterprise Application Platform(EAP) 6 がベースになります。BRMS、BPM Suite、Fuse Service Works、Data Virtualization、どれもが該当します。今回は、 JBoss EAP 6.x の未経験者を対象にお話させていただきます。

EAP 6.x を触ることが多い自分としては、EAP 5.x を触ると「なんだかなぁ」と思えるほどの性能改善をしています。ぜひ期待してください。

その半面、新機能が多数追加されていたり設定ファイル構成が刷新されている為、ある程度本気で使いこなすにはまとまった情報源が必要になるはずです。オフィシャルドキュメントやカスタマーサポートサービスをご利用いただく方法もありますが、ぜひお薦めしたい書籍があります。技術評論社様から出版されている「JBoss 構築・運用 パーフェクトガイド」です。 だらだら紹介したくないので、ここでは 2つだけお薦めする理由を紹介します。

恐らくつまづくであろう箇所について、本書で丁寧に解説されています

例えば、クラスローディングの仕組み、データソース・JMS・クラスタリングの設定をマスターされていらっしゃいますか? 本書を読めばどれも理解していただけます。

執筆陣が豪華

巻末の著者紹介を読んだ時は思わず唸りました。どの方も素晴らしい! 例えば、カリスマ メンテナンスエンジニアが執筆しています。毎年、プロジェクトのコアデベロッパーと、世界で数人のメンテナンスエンジニアのみが参加できるミーティングがあります。彼はそのミーティングに参加されている世界トップクラスのエンジニアなんですよ。

他にも、JBoss.org の初期から積極的に JBoss の普及活動に努めていらっしゃる、JBoss の歴史を知り尽くしたコンサルタントが執筆されています。紹介しきれませんでしたが、他にも著名人が多数執筆されています。本書を読み始める際には、ぜひ巻末の著者紹介から読んでみてはいかがでしょうか?

最後に注意点です。JBoss EAP は今も進化を続けています。第1版は 2013年7月に出版されている為 比較的新しい情報ですが、ぜひオフィシャルサイトやコミュニティサイト、もしくは カスタマーサポートサービスを利用し、最新の情報をご確認ください。

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